不動産の価格交渉。
昔は、
もっと動いた。
私はそう思っている。
10数年前。
200万円。
300万円。
珍しい話ではなかった。
あった。
現実に。
買う前に、
「どれくらい引けるか」
が先に来る。
そういう空気があった。
私も知っている。
市場に余裕があった。
今とは違う。
私は最近、
昔の感覚のまま交渉を考えると
少し危ういと思っている。
需給が違う。
相場が違う。
時代が違う。
最近の一例。
駅徒歩7分。
10m道路角地。
アーネストワン。
6980万円。
建築途中。
まだ完成していない。
それでも、
買い付けが入っていた。
事前審査前でも動いていた。
時代を感じる。
ここが今っぽい。
売主は案内を止めない。
どんどん見せる。
どんどん進む。
スピードがある。
昔とは違う。
建物未完成。
それでも決まる。
これは象徴的だ。
私はこういう現場に、
時代変化を見る。
値引き額は分からない。
そこは断定しない。
だが状況を見ると、
私は満額に近かったと推測する。
人気物件では
今、それが起きる。
ここが今回言いたいこと。
昔のような
「まず何百万引くか」
ではなく、
今は
「取れるか」
が先になる局面もある。
特に人気物件。
私はそう見ている。
これ重要。
テクニックより、
マーケット。
物件力。
競争状況。
こちらが効く。
価格交渉は、
昔より市場論に近づいた。
私はそう感じる。
これは率直に言いたい。
人気物件で
値引き前提で構えすぎると、
逃すことがある。
今はある。
現実に。
私はそう思う。
価格交渉とは、
需給を読むこと。
タイミングを読むこと。
時には
満額で押さえる判断も
交渉戦略だ。
昔、
大きな値引きの時代はあった。
否定しない。
だが市場は変わった。
私はそう見ている。
今問うべきは
いくら引けるかではなく、
その物件は、値引きを待てる物件なのか。
かもしれない。
There was a time to negotiate hard.
Today, timing may matter more than discounts.
Part2
インフレと「利益ギリギリ価格」論