住宅購入で、
「インスペクションって必要ですか?」
というご質問をいただくことがあります。
結論から言えば、
私は、非常に重要だと考えています。
なぜなら、
住宅は見えている部分だけで評価できないからです。
これは、時々誤解されるところです。
新築でも、
中古でも、
見た目がきれいであることと、
建物が適切に造られていることは、
必ずしも同じではありません。
ここは分けて考える必要があります。
私は、
インスペクションとは
欠陥を暴くためのものではなく、
状態を理解し、安心して判断するためのもの
だと考えています。
ここは重要です。
不安を煽るためではない。
安心して前に進むための確認。
それが本質です。
これは、誤解されやすい点かもしれません。
調査は、
取引を止めるためにあるのではなく、
必要な調整を可能にするためにある。
そう私は考えています。
問題が見つかったとしても、
それをどう是正するか。
そこまで含めてプロの仕事。
「新築だから不要」
とは言い切れないと私は思っています。
施工には個体差がある。
現場ごとの差もある。
見えない部分ほど慎重に見たい。
そう考えることがあります。
中古住宅では、
経年変化を理解することが重要です。
劣化なのか。
許容範囲か。
是正が必要か。
この見立てで判断は変わる。
ここに専門性があります。
私は、
多く指摘する人が優秀なのではなく、
必要なことを適切に伝えられる人
が優れた調査者だと思っています。
欠陥を見つけて偉いのではない。
調整可能な言葉で伝えること。
そこに技術がある。
私は、
インスペクションとは
買うのをやめさせるためでなく、
納得して買うための確認作業
だと思っています。
できれば、
「問題がないことを確認するため」
にも使ってほしい。
それも大切な価値です。
Inspection is not about finding faults.
It is about reducing uncertainty.
Do I Really Need a Home Inspection?