昔は、
まず値引きを考える空気があった。
今はどうか。
私は時々思う。
時代は、少し変わっているのではないか。
少なくとも
人気物件では。
私はそう感じる。
昔よりある。
現場で見る。
これは変化だと思う。
これも象徴的だ。
完成前に動く。
決まる。
昔なら想像しにくかったことが
起きている。
現実は、
時に想像より先へ行く。
そう見える局面がある。
もちろん全部ではない。
だが
少なくとも一部では
満額取得が戦略になる。
私はそう思う。
ここは断定しない。
分からない。
極めて局所的には
絶対ないと言い切れるか。
私は言い切れない。
ここが今回の問い。
物価だけでなく、
期待形成。
行動。
心理。
そこまで変えるのか。
私は興味がある。
都心。
希少立地。
人気新築。
限定された市場。
そこで
通常と違う現象が起きることは
絶対ないのか。
私は考えてしまう。
率直にそう思う。
市場は生き物だ。
理屈だけで閉じない。
冒頭シリーズでも書いた。
現実は、
フィクションより波乱万丈だ。
私はそれを忘れたくない。
私は今回はそうしたい。
「こうなる」
ではなく
問いたい。
変化は始まっているのか。
それとも局所現象か。
少し大きく言えば。
値引き文化も、
満額買付も、
時代精神を映す。
私はそう思う。
値引きありきから
満額買付へ。
そういう変化は
一部で起きているかもしれない。
私はそう感じる。
そしてさらに、
買い上がりまで起きるのか。
それは分からない。
だが
絶対ないとも言い切れない。
問うべきは
いくら引けるかだけでなく、
インフレは、人の買う心理まで変えるのか。
かもしれない。
Markets move with numbers.
But sometimes, they move with psychology.
完
Series Complete