不動産は、土地を見るものと思われがちだ。
だが私は時々思う。
土地の価値は、道路で決まる。
少し大げさに聞こえるかもしれない。
だが現場では、
そう感じることが少なくない。
道路と聞くと、
多くの人は
「道は道」
と思う。
だが違う。
法的意味も、
資産価値への影響も違う。
Not all roads are equal.
ここから始まる。
建築基準法第42条。
ここは地味だが深い。
資産価値に直結する。
国道。
都道府県道。
市町村道。
いわゆる公道。
最も信頼性が高い。
説明しやすい。
出口も読みやすい。
不動産実務では安心感がある。
分譲地でよく見る。
美しく区画された街並み。
だがこれは、
単なる道ではなく
開発思想でもある。
道路幅が街の質を作る。
私はそう見ている。
ここは面白い。
私道でも、
法的道路。
だが管理や持分、
掘削承諾など
実務論点が出る。
ここに目利きが要る。
ここ重要。
幅員4m未満。
セットバック。
敷地減少。
再建築時の制約。
見落とすと痛い。
私は何度も説明してきた。
道路後退は、
単なる後退ではない。
資産価値の調整でもある。
ここは一般には難しい。
だが重要。
建てられることと、
安心して売れることは
同じではない。
私はここを分けて考える。
私は少し幅員にうるさい。
理由がある。
4mと6m。
数字は2m差。
だが体感はもっと違う。
私の自宅前面道路は6mある。
それでも
大きな車では狭く感じる。
現実とはそういうものだ。
机上の寸法と、
暮らしの寸法は違う。
私はそう思っている。
道路幅員は、
単なる通路ではない。
防災。
採光。
通風。
流通性。
街並み。
全部に効く。
道路は都市の骨格だ。
これは言いたい。
営業で
「前面道路ありますから」
で終わると危うい。
重要なのは
何条道路か。
何mか。
どう接しているか。
そこだ。
私は本気でそう思う。
建物より先に、
道路を見る。
これで見えるものがある。
資産価値も、
将来の出口も。
土地を買うと思っていても、
実は道路を買っている面がある。
私はそう思う。
どの道路に面しているか。
それが、
住み心地だけでなく
資産価値まで左右する。
問うべきは
土地が広いかではなく、
その土地は、どんな道路と結ばれているか。
かもしれない。
In real estate,
you do not just buy land.
You also buy the road in front of it.