同じパワービルダーによる新築一戸建て。
仕様も近く、どちらも太陽光付きのZEH仕様です。
違いは、たった一つ。
駅までの距離だけ。
駅徒歩の表示は「1分=80m」。
つまり、徒歩7分と17分では約800mの差があります。
数字だけ見ると小さく感じるかもしれませんが、
実際に歩くと、この差は想像以上に大きいです。
徒歩7分の物件は、工事中に成約。
一方で、徒歩17分の物件は、
今年2月に完成したにもかかわらず売れ残り、
価格の下方修正が入っています。
同じ会社、同じような仕様。
それでも結果は真逆です。
徒歩17分の物件は、車が2台駐車可能。
一見、魅力的に見えます。
しかし市場は違います。
駅距離の優位性の前では、駐車2台でも弱い。
今回の比較で強く感じたのは、
資産価値はやはり「駅からの距離」に大きく左右されるということです。
言い過ぎかもしれませんが、
「駅距離で決まる」と言っても過言ではない現実があります。
駅徒歩17分で5,290万円。
この価格にどれだけの価値を見出すかは、
購入者の考え方次第です。
ただし市場の反応を見る限り、
価格と立地のバランスには慎重な判断が必要です。
マイソク上の価格は維持しながら、
レインズでは価格調整が入っています。
完成から3か月。
売主も状況を見ながら、確実に動いています。
今回の比較で見えたのは、
「同じような家でも、立地で評価は大きく変わる」という事実です。
物件選びにおいて、
設備や広さも重要ですが、
最終的な価値を決めるのは“場所”であること。
この現実を、改めて強く感じました。