
新築戸建の現場には、
「言ってはいけない言葉」があります。
しかもそれは、ほんの一言で、
信頼関係を一気に壊してしまう力を持っています。
ある日の早朝、
買主から電話で叩き起こされました。
かなり強い口調です。
正直、最初は何に怒っているのか分かりませんでした。
話を聞いていくうちに、
ようやく状況が見えてきました。
👉 外壁の補修箇所と、周囲の色が合っていない
そして、決定的だったのが
👉 部下の一言
👉 「建売なんだから、ある程度は妥協しないと」
これでした。
この一言で、
買主は一晩眠れなかったそうです。
そして、直接私の携帯に連絡。
新築を購入する側にとっては、
👉 一生に一度の買い物
そこに
👉 「妥協」
という言葉は、受け入れられません。
私は事情を理解し、
👉 平謝り
そして
👉 「必ず色合わせします」
と約束しました。
電話を切ったあと、
部下に確認すると
👉「言いました」
正直、頭を抱えました。
実際の補修は簡単ではありません。
・何度やっても色が合わない
・補修跡が残る
👉 3回やってもダメ
しかし、私は買主に
👉 「必ず直します」
と言ってしまっている。
後には引けません。
売主(施工会社)に事情を説明し、
👉「是正されないと決済しないと言っています」
最終的に、
👉 メーカーの職人が対応
そして結果は
👉 「直っている」
どこを直したのか分からないレベル。
完全な仕上がりでした。
買主も、時間をかけて確認し、
👉 納得
部下は平謝り。
そして無事、
👉 決済・引き渡し
最後に買主から
👉「いろいろありがとうございました」
この一言で、すべてが救われました。
今回の件で改めて感じたのは、
👉 現場には“禁句”がある
ということです。
例えば
・「建売なんだから」
・「妥協しないと」
・「現場が多いので」
・「これは仕様です」
これらはすべて
👉 買主の感情を否定する言葉
まずやるべきことは
👉 相槌
👉 共感
👉 理解する姿勢
そして
👉 本音で向き合うこと
今回、結果としては解決しました。
しかし
👉 もし直らなければ
👉 決済は止まっていた可能性もある
現場は常に紙一重です。
新築戸建は、完成品ではありません。
👉 引き渡しまでが勝負です。
そしてもう一つ
👉 余計なことは言わないこと。