
小さな固定費は、時に大きな住宅ローンを壊す。
住宅ローンの怖さは、借入額だけではない。
私はそう思っている。
本当に怖いのは、
見えにくい固定費の積み上がりである。
ここは、意外と軽視されやすい。
昔より生活コストは上がった。
私はそう感じる。
通信費。
インターネット。
サブスクリプション。
子どものスマートフォン。
塾。
習い事。
保険。
車維持費。
そして自動車ローン。
一つひとつは、数千円、数万円かもしれない。
だが積み上がる。
静かに効く。
怖いのはそこだ。
私は時に思う。
住宅ローン破綻は、
大きな失敗一発で起きるだけではない。
小さな固定費の累積で起きることもある。
これは現実だ。
深いところだ。
特に私は、
新車ローンと住宅ローンの併存には慎重であるべきだと思っている。
理由は単純。
借金を二重に積むからだ。
しかも、一方は居住基盤。
もう一方は消費財。
性質が違う。
ここは分けて考えたい。
私は、自動車ローンは住宅ローンと同時に持つべきではない、と考える。
強くそう思う。
なぜなら、借金には優先順位があるからだ。
住まいは生活基盤。
車は必要でも、資産ではなく減価する。
ここが違う。
減価するものを借金で持ち、
同時に長期住宅債務を背負う。
これは防御力を下げやすい。
私はそう見る。
しかも怖いのは、
住宅ローン返済中に教育費が膨らむ局面。
ここだ。
子どもが成長すると、
支出構造は変わる。
塾。
受験。
大学。
これは大きい。
そして、多くの場合、
住宅ローン負担と重なる。
ここが重い。
私は、この同時発生を甘く見てはいけないと思っている。
月々数千円。
数万円。
その積み重ねが、
後に重圧になる。
これは本当にある。
住宅ローンは、そういう静かな圧力で壊れることがある。
ここはもっと語られてよい。
また私は、もし返済が苦しいなら、
売却判断自体には賛成である。
無理に抱え込まない。
これは重要。
だが問題はその先だ。
売って残債が返せるか。
ここだ。
ここが重い。
だから私は以前から言っている。
売って借金が残る物件は、入口で警戒すべきだと。
出口で苦しむからだ。
すべてつながっている。
住宅ローン。
生活コスト。
教育費。
残債。
全部一本の線でつながる。
私はそう見ている。
私は購入者に言いたい。
住宅ローン返済は、
月々返済額だけで考えないでほしい。
家計全体で考えてほしい。
しかも未来込みで。
今払えるかではなく、
将来重なっても払えるか。
ここだ。
重要なのは。
私は時に思う。
破綻は、高額物件だけで起きるのではない。
固定費管理の甘さでも起きる。
これは現実だ。
だから私は言いたい。
住宅ローンと消費ローンは、重ねない。
固定費を侮らない。
教育費を織り込む。
これが守りだ。
そしてこの編で言いたいことは、一つ。
小さな固定費を甘く見ると、大きな住宅ローンが壊れる。
住宅ローンは、物件価格ではなく、家計全体で考えるべきなのである。