
「グルニエ付き住宅」
最近の新築やリノベーション物件で、
よく見かけるようになりました。
グルニエ(grenier)とは、フランス語で
👉 屋根裏部屋
を意味します。
日本の建築基準法上では、
👉 「小屋裏物置等」
として扱われます。
この「小屋裏物置等」には、明確な条件があります。
・面積:下階の1/2以下
・天井高:1.4m以下
これらの条件を満たすことで、
👉 床面積に算入されない空間
として扱われます。
現場で時折見かけるのが、
👉 固定階段で上がれるグルニエ
です。
ここがグレーではなく、重要な論点になります。
本来、小屋裏物置は
👉 居室ではない「付属的な空間」
として扱われます。
しかし
👉 固定階段を設置することで
👉 日常的な使用を前提とした空間
とみなされる可能性があります。
その結果、
👉 実質的に「階」として扱われる可能性
が出てきます。
つまり
👉 3階建て扱いになるリスク
これにより
・建ぺい率・容積率
・構造基準
・確認申請内容
👉 すべてに影響が及ぶ可能性があります
実際に、固定階段付きのグルニエを
いくつか見たことがあります。
ただし重要なのは
👉 一概にすべて違法と断定できるわけではない
という点です。
設計内容や確認申請の取り扱いによっては、
適法となるケースも存在します。
しかし少なくとも
👉 安易に設置して良いものではない
これは間違いありません。
グルニエは便利な空間です。
しかし
👉 条件を外れた瞬間に“別物”になる
ここを理解していないと、
👉 思わぬ法的リスクを抱えることになります。
見えない部分ほど、重要です。